プレミアリーグイーストも残りわずかとなり、青森との優勝をかけた試合を行う前に高校最強チーム同士が選手権前に激突することになった青森対船橋戦。
葦人たち1年生が青森を視察しに来る中、どのような試合展開になるのでしょう?
今回は青森対船橋の一戦のネタバレをしていきます。
注目ポイント
この試合の一月後に控える高校選手権大会優勝候補の青森と船橋の前哨戦であり選手権に向けてライバルチームに勝っておきたい両チーム。
船橋のリバプールのような高速カウンターに対して青森はどのような戦術で対抗するのか?
強豪高校同士の対戦となっており、非常に見応えがある一戦。
葦人たち1年生が観戦しにきており、青森のサッカーについて攻略法が見つかるかが注目ポイントになります。
前半のハイライト
開始早々にトリポネがシュートを放つもGK槇村が好セーブ。
青森は基本は4ー2ー3ー1のフォーメーションだが
この一戦では4ー5−1のドン引きとも取れる超守備的フォーメーションをとる。
船橋は最終ラインでパスを回し圧倒的にボールを保持するが、
カウンターが得意なチームなので有効的な攻撃ができず。
逆に前半25分に一瞬集中力を欠き、スローインからジェイが抜け出しあっさり先制する。
青森はいつも通りのサッカーを行ってもいい勝負ができるがこの一戦では圧倒して勝つために
19ー20シーズンのリバプール対ワトフォードの試合を再現する弱者の戦いを実施する。
戦術のルールはフィールドの3分の2まではボールホルダーを無視、
FWが裏をとるスペースを消しながらステイ、
中盤がボールを運ぶと奪いに行くプレスではなくブロックを作って追い出すプレスをかけるというものである。
その結果船橋は攻められず、リズムが作れず集中力にかける場面が目立つ。
うまく攻めれない船橋はイライラし、ファールが増えゴール前のいい位置で青森選手を倒し、羽田に直接フリーキックで決められる。
前半は2ー0で青森リードで終える。
後半のハイライト
船橋は選手交代し、SBを高い位置にあげポゼッションに切り替えて青森に対抗する。
作戦変更でいきなりトリポネにゴール前でパスが入るもGKがギリギリでキャッチする。
青森は船橋が戦術変更したことでドン引きをやめハイプレスに出る。
青森はリバプールのようなハイプレス・カウンターサッカーに切り替え、北野がボールを奪いロングフィードで抜け出した羽田が試合を決定づける3点めを奪う。
船橋はそのまま立て直すことができず試合が進み、終了間際にGKが二原を倒し、PKを決めるがそのまま試合終了。
青森がドン引きやハイプレス・カウンター戦術を高精度でやり遂げ観戦していた葦人たちに衝撃を与えて青森星蘭対船橋学院戦が終了する。