これまでスペインで活躍したが怪我をしてサッカー選手を引退したという情報しかなく、
福田監督の過去編がどのようなものだったか今まで語られてきませんでした。
ついに31巻から福田監督の過去編が始まり33巻で完結しました。
この記事では福田監督のスペイン時代はどのようなものだったのか紹介して行きます。
エスペリオンからスペインへ
福田が23歳のシーズン終了後、多くのファンが駆けつけた東京新製鉄スタジアムで移籍壮行会が開かれた。
そこで「エスペリオンをリーグ優勝させることができなかったことと将来戻ってくること」を宣言し、
今年度スペイン1部に昇格したばかりで降格圏に沈んでいるサバデルへ移籍する。
福田がサバデルに合流
サバデルに合流した福田はまずクラブハウスに行き、強化部長から説明されるもスペイン語がわからず
専属の通訳により約半分のシーズンを終えて3勝しかしておらず最下位であること、チームの雰囲気がダメ、お金がなく強い選手が取れないことを説明された。
その後練習に参加するもチームの雰囲気が重く、歓迎ムードもない中練習に入る。
練習のミニゲームでレベルが低いサバデルの選手は福田のパスの意図がわからず、
福田のパスミスだと怒り、チーノと福田のことを呼んでいた。
そのパスから福田にはボールが回って来なくなり練習が終わる。
加入後福田はベンチに2試合連続で入れず「深刻なコミュニケーション不足」など言われ新聞で叩かれ、さらにチームは泥沼の4連敗になり監督が解任となる。
しかし実際は練習中ボールを持てば違いをうみ、アピールしているが出したボールがいっさい戻ってこずコミュニケーションだけの問題ではなかった。
そんな状況の中、街中を歩いていると突然街の人から罵声が飛んでき、5.6人に囲まれたところを通訳のイーサンがきてなだめてくれた。
サバデルの街の人からすると福田は調子の悪いチームに来て役に立たない「観光客」にしか見えないため福田のことを嫌っていたのである。
その時いたボール拾いをさせられていた子供にサッカーを教えスペイン語が話せなくても身振り手振りで教え子供から教えるのが上手だと言われる。
花と母がスペイン福田が心配でスペインへ
移籍後試合に出られていない状況を心配して花と母がスペインを訪れます。
空港まで通訳のイーサンが2人を迎えに行き、サバデルに向かう車内の中で福田が試合に出られていない、友人が1人もいない、給料泥棒と叩かれていることが事実であることを告げる。
しかし福田の元へ着いた2人の目に映ったのは街の子供達と楽しくサッカーをしている福田だった。
この時に初めてチームメイト(現エスペリオントップの監督)ガルージャに出会う。
後日2人は福田の練習を観に行くと、そこにはスペイン語でパスを呼びコーチングして味方を動かし、素人の母親が見ても福田の動きがいいのがわかるくらいよく、変わったばかりの代理監督が福田を使うことを決めた。
ついに福田スペインデビュー
ラ・リーガ17節サバルデル対SCエウロパ戦でついに福田がスペインデビュー。
試合前のエスコートキッズに花を連れて行くとチームメイトからスペイン語で話かけられるも理解できず、通訳に聞いている姿を見てチームメイトはスペイン語もできないやつと試合するのかと思われてしまう。
試合が始まり前半30分過ぎまで信頼されてない福田にパス回さずにすぎるが、たまたま福田のところへルーズボールがきたことで展開が一変する。
ルーズボールを拾った福田は前線のヒエロへスルーパスを出し、ヒエロが収め前半35分に同点ゴールを決める。
そこからは福田がサッカーで使うスペイン語を使ってコーチングしながら中心となり、チームを活性化させた。
それに1番驚いたのは通訳のイーサンであり
どのようにしてサッカーで使うスペイン語を学んだかを福田にサッカーを教えてもらっていたガルージャの息子に聞く。
息子は福田がサッカーを子供に教えるのと同時にサッカーで使う際に効果的なスペイン語を子供達から学んでいたのであった。
前半は押せ押せだったが同点で終える。
ハーフタイム中に福田のパスを受けてくれるようになった
ヒエロに自分が行けるタイミングで走り出せ、そしたらそこにパスを出すと福田がいうとヒエロは驚き信用せず後半がスタートする。
後半開始すぐヒエロは福田をバカにしながら冗談と思い見えない位置で飛び出すと足元にピッタリなパスを福田が送り、裏へ抜け出すもシュートまでいけず。
そこからはサバデルは福田中心に攻めるも、どうしてもワンテンポ遅れてしまいチームのポテンシャルを最大限引き出せていないと福田は感じており
それが言葉のせいだと思い、サッカーボール一つで会話ができると信じていた福田が諦め言語の壁をクリアしなければいけないと思っていたところ
後半途中から入ったガルージャからショートコーナーでその位置で撃てというメッセージ付きのパスを福田が受け勝ち越しゴールを奪う。
そこから福田とガルージャはボールで会話をしているような連携で攻め、ガルージャのパスから福田がダメおしゴールを決める。
このゴールで福田は「ボール一つで世界と通じ合える」ことを確信した。
試合はそのまま終了し、3−1でサバデルが勝利する。
デビュー戦後
試合終了後に花がスペインに残ると言い出す。
母は反対するがイーサンから勝利の女神になってほしいと言われ花はその言葉に惹かれ残ることを頼み込みスペインに住むことに。
ロッカールームでは勝利に浮かれるなか、福田はヒエロに対しチーノと呼ぶことを止めるようにいいヒエロも含めチームメイト全員が承諾する。
その後サバデルは福田とガルージャ中心に勝ち点を積み上げラ・リーガ9位にまで順位を上げる。
ある休日にスペインで福田より前から活躍している日本代表のCB森野とスペイン3部に所属している冴島と会い、食事に行くことに。
冴島は日本とスペインの育成環境の違いに不満を持っており、終始日本の育成についてケチをつけており食事後子供たちとのサッカーに加わらずすぐに帰ってしまう。
子供達とサッカーを終えた後、福田は森野から「心がここにない」「今日何を考えていた」と言われると
福田はスペインでの成功が自分を成長させ、どこまで行けるか次のバルサ戦や今後の強敵相手に全霊をぶつけることしか考えていなかった。
この時左足に痛みを感じていたが福田は気にしないようにしている。
バルセロナ戦
バルサ戦の前に近くでバルサ主催のU-10の特別キャンプがあり、そこで栗林とデミアン・カントが出会いこの時は栗林がデミアン・カントを上回る。
バルサの本拠地カンプ・ノウにサバデルのバスが着くと目の前にバルササポーターが詰めかけており、
半端ない圧を放っており、緊張するサバデルの選手たちだがもとバルサのガルージャは気にも止めず、福田に至っては圧を楽しんでいた。
そのサポーター集団の近くにデミアンカントがおり、リフティングをしておりそれを見た福田がなぜか話しかけにいきアドバイスを送る。
カンプ・ノウに入場した選手の目の前には9万人のサポーターが入っており、バルサのチャントが歌われていて日本では見れない景色を見れたことに福田は感激する。
このバルサ戦は今のエスペリオンユースにいる栗林・桐木・高杉・平が見ており、この試合を観てエスペリオンに進むことを決める。
試合は前半40分に福田がガルージャのクロスに合わせサバデルが先制。
後半15分にバルサが追いつき逆転するが、サバデルはゴール前の絶好の位置でフリーキックを得る。
蹴るのはもちろん福田でその背中から「日本人でもここまでやれた」、「観ている君たちもここにこい」と訴えていた。
福田は左足でフリーキックを蹴り、壁の間を抜き同点ゴールを決める。
試合はそのまま終了し、2-2の同点で福田は強烈なインパクトを残しバルサ戦を終える。
バルサ戦後
バルサ戦後に通訳のイーサンは花の横で自分の故郷のクラブが素晴らしい試合をしてことで感極まりないていた。
その時にデミアン・カントが栗林にもう一度勝負を挑まれ対戦すると、昼とは別人な動きをし栗林を圧倒する。
この対戦が栗林のデミアンに対する因縁の始まりとなる。
バルサ戦後福田は膝の痛みで試合を休みながら出場し、バルサが来シーズン獲得するという報道が出る。
そんな中で迎えた最終節に福田は左足に全体重を乗せて倒れたことで大怪我を負ってしまい、選手としての輝かしい未来が壊れてしまう。
大怪我をした福田は家で泣きながら「動かない」、「なんで俺なんだ」、「こんな終わり方は嫌だ」といいそれを見ていた花も号泣する。
それから2年経ちアルゼンチンで復帰するもすぐ怪我をし引退を決断する。
まとめ
以上が福田監督過去編のまとめになります。
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