東京シティエスペリオンに所属する2年生阿久津渚。
今回は個人的に阿久津の印象に残ったシーンベスト5を紹介して行きたいと思います。
お前才能ないぜ:2巻11話
このシーンは葦人がセレクション最終試験でエスペリオンユースと対戦したときに放った一言でこのセリフの前にボロボロのスパイクを見て馬鹿にもしていました。
阿久津は去年のセレクション合格者であり、異常なハングリー精神を持っており、試合前に馴れ合い協力を呼びかける葦人に対してむかついており、実力差を見せつけた後に葦人の心を折るべく言い放つ。
この試合で阿久津は他にも葦人に対して暴言や故意に葦人を痛めつけるなどしており、阿久津がヒネくれたクズという印象を与えたシーンであり今回選びました。
福田監督に怒られる阿久津:13巻131
プレミアリーグの柏大商業高校戦の後半プレーが止まった時に福田監督に呼ばれ怒られます。
この試合は葦人が後半から左サイドバックで後半から出場します。
葦人は初めてのプレミアリーグ出場で高いレベルについていけず、足を引っ張り阿久津にカバーしてもらっている展開でしたが、
実は阿久津がコーチングをしていなかったため葦人のポジショニングが悪く抜かれていたのでした。
その点を福田監督は見抜いており、阿久津に対して怒り、さらにコーチングすると葦人が活躍してしまうのがわかっており、葦人が活躍してしまうのが嫌だとわかっており指摘していました。
阿久津の心が狭くどんだけ葦人のことが嫌いなんだや阿久津が怒られてスカッとした人も少なくはないシーンであり今回選びました。
これが俺なんで:17巻172話
U-18日本代表監督に向かって放ったこのシーンを選びました。
阿久津は初めてU-18日本代表に選ばれるも3試合出番がなく、練習でもうまくいっておらずさらに日本にいるエスペリオンユースが活躍しており、自分に対して苛立っていました。
そんな中U-18の宿舎でエスペリオンの試合を観ていた北野に合流し、試合を観ていると北野が青井を褒めると阿久津がキレてテレビを消したところで義経たちに説教される。
その説教で阿久津が吹っ切れてU-18の監督の元へゆき「これが俺なんで」と言い、監督はやっと迷いがなくなったかと言い、次の試合で使われ活躍する。
いいスパイクだな:27巻278話
このシーンは阿久津がついに葦人を認めたシーンになります。
阿久津は青森戦まで葦人が嫌いであったがこの試合中に覚醒した葦人、さらに母親との確執を乗り越えた阿久津がついに葦人のことを認め、葦人が履いている新しいスパイクを見て言ったセリフ。
初めはボロボロのスパイクを履いていた葦人をバカにしていたシーンに対する謝罪の意味を込めたセリフであり、このシーンの後から阿久津がいいやつなどSNSでも盛り上がっていました。
このシーンから阿久津はトゲはあるもののいい奴になったためこのシーンを選びました。
俺が阿久津 渚だ:27巻279話
阿久津が苦難を乗り越え成長し、青森戦の試合を決めたシュートを放つときにいうセリフです。
味方を信じ前線に上がり、葦人のフィードから抜け出しゴールを決めるこのシーンでは今までで1番の強敵であった青森戦のラストを飾るにふさわしいシーン。
これまでの流れを見るとこのシーンは鳥肌が立つほど素晴らしく個人的に阿久津の名シーンの中で1番です。