32巻で起こったことを時系列順に紹介していきます。
花が葦人に喫茶店で福田監督の回想を語り始める
葦人は大友から花が愛媛に来ていることを聞き、スペイン留学を葦人に話していないことから気まずく会う前に心を落ち着かせるべく散歩をしていると花に遭遇する。
葦人はテンパりながら近くにあった喫茶店に入る。
喫茶店で花に福田監督のスペイン時代の話を聞かせてくれといいスペインの回想が再び始まる。
花と福田の母親が初めての練習見学
花と母がサバデルの練習を見学にいく。
この時期のサバデルは3ヶ月勝ち星がなく、シーズンが初めってから一度も降格圏を抜け出せおらず、さらにサバデルは監督も変わり、なけなしのお金で獲得した福田がいまだに試合に出られていない状況であった。
しかしこの日からサバデルの状況が一変することとなる。
福田が練習でかなり良い動きをしていたことでついに福田が次節使われることが決まる。
サバデルでついに福田がスタメンデビュー
福田がついにスタメンで試合に出ることとなるが試合前にスペイン語でチームメイトに話しかけられるも理解できず、スペイン語が理解できていないやつが試合に出るのかと思われてしまう。
それから試合が始まるも前半30分まで福田にパスが回ってこない、しかしついに福田がボールに触れる。
そこから福田劇場が開幕する。
ボールを拾った福田がチームメイトに突然スペイン語で指示をし、縦パスを入れると受け取った選手がそのままゴールを決める。
福田はこの時点までスペイン語ができていないはずだったが実は実用的な言葉だけ覚えていたのであった。
福田は子供にサッカーを教えながら、サッカーで使うスペイン語を教えてもらっていたのであった。
試合は福田が一人で流れを変えるも前半は同点で終える。
この時福田は指示役がもう一人いないともっと良くならないと感じていた。
後半スタート
前半の終わりから福田がゲームを支配し、後半サバデルの選手は福田にボールを集めるようになり勝ち越しのチャンスが生まれるも惜しくも決まらない。
このことに福田は言葉の壁でワンテンポ遅れているから生まれているのだと感じボール一つで会話ができると信じていた福田は諦めかけていた。
しかしそこでガルージャからそこで撃てというメッセージ付きのパスが福田に送られる。
そのパスを福田が決めサバデルが勝ち越し。
そこから福田とガルージャがパスで会話をしながら試合を組み立て試合を支配し、3−1でサバデルが連敗を脱出する。
その試合を見ていた花はスペインに残ると言い反対されるも結局スペインに移住することが決まる。
サバデルの快進撃
福田とガルージャを中心にサバデルは快進撃がスタート。
降格圏から脱出するだけでなく、勝ちまくり順位を9位まで上げる。
スペインの地で3人の日本人選手が集結
当時日本の守備の要でエスパニョルに在籍しており、現在は大阪で監督をしている森野と高校サッカーで福田と死闘を繰り広げた冴島が集まる。
冴島は高校サッカーで飛び抜けた存在であったが、海外挑戦に失敗しスペイン3部で足掻いていた。
そんな3人で食事に行くも冴島が日本の育成について馬鹿にする。
スペインの育成年代はお金がかからず、どこでも子供がサッカーをしており、どこでもサッカーが行われている。
そのことを冴島は馬鹿にし、もっと早くスペインに来たかったというが森野に怒られる。
冴島は食事後3人で広場に行くもすぐ帰宅。
森野と福田が二人で話していると森野から「目がおかしい」と言われる。
そう言われると福田はスペインでの成功が自信の才能を開花させ自分がどこまで行けるか次のバルサ戦が楽しみでいつの間にか日々の時間が飛んでいるという。
阿久津がデミアン・カントと栗林の因縁について聞く
場面は変わり、阿久津と栗林二人でケーキ屋に行き、阿久津がデミアン・カントについてのことを栗林に尋ねる。
バルセロナ主催のU-10特別キャンプに参加した栗林は圧倒的な技術でバルセロナアカデミーにスカウトされる。
そこで遅れてきたデミアンと栗林が別のチームとなって試合をするようにデミアンを連れてきたスカウトが決める。
そのマッチアップで阿久津が栗林が負けたのかと問うと
栗林はそういう単純な話ならよかったんだけど・・・
「1日が心霊体験のようだった」という謎を残して32巻が終わる。
アオアシ32巻出来事まとめ
以上が32巻で起こった出来事一覧となっています。
32巻は福田監督の過去編が盛り上がっていき、福田監督の過去がたくさん明かされた内容となっています。