最終試験の相手のエスペリオンユース生が登場
最終試験の相手としてユース生が現れる。
最終試験はセレクション生対ユース生の前後半20分の40分のゲームであった。
ユース生との試合に納得がいかないセレクション生もいたが福田に格上相手にサッカーするのが醍醐味だろと言われ
納得はしないまでも受け入れるセレクション生。
そんな中葦人はユース生相手に試合できることでテンションが上がり、勝とうと声かけをしていた。
その言葉を聞いて1人の坊主頭の選手がラインズマンからゲームに出してくれと福田に頼み込み出場することに。
セレクション生は3−5−2のシステムで葦人が2トップの一角で出場することに、ユース生は4−4−2システムで最終試験が始まる。
最終試験のゲーム開始
試合開始直後に葦人と大友・橘の3人でボールを回しいきなり葦人がポスト直撃のシュートを放つ。
その後も何度かおしいシーンがあるもセレクション生は決めきれない。
ユース生はプレーが止まる度に何度も話し合いをしており、話し合いが終わったのか全員行けるかと坊主頭の選手がいうと行けると返事し、ユース生の雰囲気が変わる。
プレー再開後葦人に浮き球のパスが入り、トラップして抜こうとしたところ坊主頭の選手が奪い、ダイレクトパスの連続であっという間にセレクションチームからゴールを奪う。
そこから圧倒するユース生は攻めたて前半終了間際に坊主頭が追加点のボレーシュートを決めて2−0で前半が終わる。
前半終了後に坊主頭のユース生から葦人のボロボロのスパイクを見て買い替えられないのか?と聞くと葦人が怒ってそれが何か?と聞くとお前の周りは見る目がないと言い放つ。
その頃セレクション生は大友中心にミーティングを行なっており、後半の作戦を考えており、葦人はミーティングに参加せず試合中に出た鼻血の止血を花にしてもらい坊主頭が阿久津といい去年の唯一のセレクション合格者であることを知る。
最終試験の後半開始
気合を入れ直して後半を迎えたセレクション生達だったが5分経ってもユース生に圧倒される。
阿久津が葦人に後半開始前のエンジンについて少ない椅子を争ってるライバルじゃねえのかそんなもの反吐が出るはというが葦人は気にも止めずユースのコーナーキックの守備に向かう。
コーナーのボールが葦人と阿久津のところに飛んできて競り合い、阿久津にヘディングシュートを打たれるが枠外にそれる。
その時に競り合った阿久津が葦人のみぞおちに手をねじ込み葦人が悶絶し一時呼吸がしにくい状態となる。
葦人はわざとではない可能性があると思い阿久津の顔をみるがそこには憎たらしいほどの悪人ヅラで葦人を見下ろしておりわざとだと知る。
そんなラフプレーをくらいながらも葦人はこのままじゃ終われないといい立ち上がり、それを見たセレクション生達は奮起しかけるが
ここで福田からユース生が普段と異なるポジションにコンバートして試合をしていることが告げられた。
それを聞いたセレクション生の多くは意気消沈し、心が折れてしまいずるずるいき点差が4点差となる。
葦人も心が折れかけるがプロになることをやめた未来を想像し、悲しむ兄と母のことを見て気合を入れなおす。
気合を入れなおした葦人は守備に奮闘し、動き続けゴール前でフリーキックのチャンスを獲得する。
このフリーキックを大友が蹴り枠隅にいくが阿久津がヘディングでクリアし、ユースチームが大きくクリアし、前線の選手に渡るが葦人がチャージするも前線に蹴り出され万事急須かと思われたが
そこには中野がおり、ボールを拾い心が折れた自分の代わりに葦人にボールを託し最後の攻撃が始まる。
ボールを受けた葦人は左サイドに流れ、空いた逆サイドに走り込んできた橘につながりペナルティエリアの奥でシュートにいこうとするとゴール正面に大友が抜け出しており、フリーの大友にパスを選択。
パスが通りフリーでシュートを左に打つが阿久津がゴールギリギリでクリアするがクリアボールが葦人のもとへ、そのままボレーシュートを放ち終了間際に意地の一点を返す。
葦人のゴールでセレクションは幕を閉じる。
個別面接
最終試験が終わり個別面接の場に葦人、大友、橘がいた。
まずは葦人が呼ばれうちのユースはどうだったかと聞かれ葦人は強いしレベルが違ったと答える。
そして逆に福田になぜコンバートしたかを問うと福田が一つはユース生の練習のためであり、もう一つはセレクション生の逆境でのメンタルを見たかった為であった。
再び面接に戻るとゴールについて聞かれた。
葦人は初め覚えてないと答えるが花の人は考える葦であるという言葉を思い出し、ゴール前までのプレーを思い出しながら言葉にして説明した。
さらに考えたことはないかと聞かれ母ちゃんと兄ちゃんのことと答え今まで迷惑をかけた人たちに恩返しして絶対にプロになると宣言する。
2巻は以上で終了となります。
合否については次で発表されます。