葦人が初めてAチームに上がり迎えた初の試合の柏大商業高校戦。
葦人はAチームの練習にギリギリついていくことができ、ベンチ入りすることができました。
東京都リーグよりはるかにレベルが高い試合で葦人は出れるのか？どのような成長を見してくれるのか？
楽しみな一戦となっています。
スターティングメンバー
前半のハイライト
キックオフ後ベンチにいる葦人でも感じられる柏大の圧が強く、球際で多くボールを奪いにいき、泥臭く戦い葦人の目には互角に映っていた。
しかし実際にはエスペリオンが柏大にボールを持たせ、絶妙なゾーンデイフェンスを敷いて柏大に攻めさせ、奪いどころでボールを奪い試合を支配している。
前半はエスペリオンが試合を支配しながらも攻め急ぐことなく0ー0で終えるが左サイドバックの平が故障で出場不可能となってしまう。
ハーフタイム
左サイドバックの平が故障したため福田監督とコーチが通路で話し合い、3CBにシステムを変更して栗林を出すことを決断。
しかし福田監督的には栗林を出したら簡単に勝ててしまうため、勝つことより育てることを重視したいと思っており、渋々決断する。
ロッカールームに入った福田監督の目に集中した葦人が写り、急遽交代を栗林から葦人に変更する。
葦人のプレミアリーグデビューが決まった。
後半のハイライト
フィールドに入った葦人は攻撃参加はせずにクロスを入れさせないようにと先輩たちから言われる。
後半開始早々に桐木がボールホルダーがセンターサークルを超えてから奪いにくることに前半で気づき、いきなり仕掛け2人ドリブルで抜き義経に決定的なパスを出そうとするもタックルで塞がれる。
しかし柏大は前半と動きのスピードが違うエスペリオンの選手に戸惑い、後半7分に義経がゴールを決める。
圧倒的な実力差を感じた柏大の選手たちだが柏大の監督は葦人がウィークポイントだと見抜き葦人がいるサイドから攻めるように指示する。
葦人はプレミアリーグのスピード感についていけておらず、混乱していた。
葦人のサイドにボールが来て葦人がギリギリでクリアしようとするも相手に奪われ、ピンチを招きかけるが阿久津がカバー。
このプレーで柏大の選手全員が葦人が穴だと気づく。
葦人はプレミアリーグレベルではないと自覚し、その中でできることを必死に考え実行するもいまだにスピードについていけず遅れてしまい抜かれるがその度に阿久津がカバーする展開が続く。
プレーが切れた時に福田監督は阿久津を呼び出す。
そこで伝えられた内容は葦人にコーチングをせず、全て自分がカバーに行っているのは何故かと問う。
その問いに阿久津は自分でカバーしたほうがいいと言うが本当は嫌いな葦人が指示を理解し、実践できると思っているためあえて指示をだしていないことを見破られ、福田監督に喝を入れられる。
阿久津は言われた通りに指示を出す。
葦人は半信半疑ながらも指示を聞くと、驚くほど守備が安定し始める。
守備は形が大事であり、L字型のブロックを敷くことで守備に穴がなくなり柏大が葦人のサイドを攻められなくなった。
守備が安定し、ダメおしの点を取りたいエスペリオンは後半30分すぎに栗林を投入する。
栗林投入後すぐにエスペリオンはセンターサークル付近でボールを受けた栗林が、キラーパスを前線の義経に送り、義経のパスから遊馬があっさり追加点を奪う。
そこからエスペリオンは栗林を中心に柏大ゴールに攻めかかるも、栗林と周囲の意図がずれておりうまく追加点を入れられずアディショナルタイムに突入する。
葦人は栗林と周囲がズレていることに気づいており、栗林がどこにいて欲しいかを考え最適なポジショニングをとる。
ラストプレーで自陣で奪ったボールを葦人が受け、走り込んだ栗林にスルーパスを出し栗林が抜け出しPA手前まで運び、CBながら前線まで上がってきていた阿久津にラストパスを出しダメおしの3点目を決め試合終了。
エスペリオン対柏大商業高校戦：まとめ
試合スコア
（エスペリオンユース）3ー0（柏大商業高校）
